免責時由になる事例

免責時由になる事例

保険の補償金を請求した場合に、死亡保険金が支払われないことがあるので注意しましょう。その理由の一つが、免責事由になります。保険会社の判断で補償金を支払わなくても良いことになっています。

 

免責事由には判断基準が設けれれていて、戦争や内乱、革命などが理由で死亡した場合は、生命保険の補償金を請求することはできなくなっています。その他、免責事由には、噴火や地震などの災害も加わります。

 

尚、保険契約者が受取人から殺傷された場合や、被保険者自身が自ら被害を被るような行為を行った場合は、保険金詐欺の扱いを受けることになります。さらに、生命保険に加入する時点で正確に健康状態を申告せず、嘘の申告をした場合も免責事由に該当します。この場合は、保険の契約違反になるので注意しましょう。

 

生命保険とは別に車の保険にも免責事由が設定されています。特に道路交通法違反になる無免許運転や飲酒運転で事故を起こした場合が該当します。

 

その他、被保険者が犯罪を犯して死刑になった場合や、自殺行為で亡くなった場合も免責事由の対象になります。最近は、自殺で亡くなる人が増えていますが、免責事由で加入から数年経過しなければ、補償金の支払いはありません。

 

このところ、自殺で補償金を賄う人が増えているため、免責期間の設定を1年間から3年間に変更する保険会社が増えています。それぞれの保険商品によっても、免責事由が違っているので、加入する保険に照らし合わせておきましょう。



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