保険に加入して三大疾病に備えるには
日本で三大疾病に指定されているガン・急性心筋梗塞・脳卒中は、死因の上位に位置づけられています。三大疾病保障保険に加入すると、これらの疾病を補償することができます。
それぞれの疾病で、補償内容が違いますが、ガンの発症では診断された時にすぐ、補償金が支払われます。さらに急性心筋梗塞の場合は、医師の診断で2ヶ月以上の治療期間が必要と診断された場合に補償金の支払いがあります。
その他、さまざまなガンの発症がありますが、乳がんの場合、上皮内ガンや皮膚ガンと診断された場合、保険加入から3ヶ月間は、補償の対象外になります。三大疾病保障保険は、大疾病保障終身保険と三大疾病保障定期保険の2種類があるので、それぞれの状況に適した補償内容を検討してみましょう。
大疾病保障終身保険の方は、一定の保険料で生涯補償を受けることができますが、三大疾病保障定期保険は、保険期間だけの補償になります。生涯の補償を希望する時は、終身タイプの生命保険に加入した方がいいでしょう。
さらに、三大疾病保障定期保険の場合は、契約期間中に死亡や高度障害があると、補償金が支払われますが、一度、支払われた時点で補償がなくなるので注意が必要です。一般的な生命保険とは異なり、生前給付が前提になっているので、別の生命保険に加入して医療補償に備える必要があります。
特に三大疾病保障定期保険は、保険料が高くなりますが、一般の生命保険でカバーできない補償を受けることができます。十分な補償を受けたい時は、検討してみるといいでしょう。